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2014年2月3日月曜日

Ableton LiveでDJ Mix(Mix CD)を制作しよう! 「紹介編」




本日から数回に渡りAbleton社制のDTMソフト「Ableton Live」を使用したDJ Mix(Mix CD)の作り方を説明していきます。今回は「紹介編」になります。


Ableton Live って?

Ableton LiveはWindowとMac OS Xで使えるDAW(Digital Audio Workstation)ソフトです。音楽制作のソフトではあるのですが他のDAWソフトとはちょっと違いセッションビューなるものがあり、これを使う事でDJ Playを行う事が出来ます。

◎アレンジメントビュー


コチラはDAWソフトを使って音楽制作する時などではお馴染みの画面。左から右へ時間軸があり縦には各トラックを配置してそれぞれを編集して曲を制作していきます。

◎セッションビュー


写真はDJセットのレイアウトになっていますが音楽制作の場合はセッションビューを使いリアルタイムに音楽を構築していくことができます。セッションビューで演奏したものはアレンジメントビューにも反映されるので後から編集できます。具体的な事は後々、説明させて頂きます。

また舞台音響においても芝居などのBGMやSEのポン出しにAbleton Liveのセッションビューを使われている方は多いと思います。


これがあるからDJ Playが可能なんです!

Ableton LiveでDJができるのにはセッションビューと他には無い機能が付いているからです。
それはクロスフェーダー


切り替えにより表示させる事が可能でこれがあるからDJ Playが可能になります。

ジャンルに向き不向きがあります!

Ableton LiveでDJする際には、ほぼ変わらないBPMでスムーズにMixしていけるTechnoやHouseなどには向いていますが、結構BPMに幅があるHipHopなどは通常、少しずつピッチを落としていったりカットインで、BPMの違う曲を繋いで行ったりできるのですがAbleton LiveはBPMが固定されている為ちょっとやりにくく向いてない感じです。HipHopなどはTractorDJなどをオススメします。

新しいDJの形

Ableton LiveでDJをする事で今までにないDJのスタイルが可能になります。本来のDJスタイルはアーティストの曲を使用してするものですがAbleton Liveは基本DAWソフトなので自分の作った曲やフレーズをおりまぜながらのプレイができるのでオリジナリティのあるプレイが可能です。アイデア次第ではもっと可能性が開けてくると思います。

今回は「紹介編」と題してAbleton Liveの紹介をさせて頂きました。次回からはAbleton Liveを使ってのDJ Mix(Mix CD)の制作のやり方を具体的に説明していきますのでお楽しみに。

機能やトラック数の制限はありますがDJ PlayはAbleton Live introでも可能です。




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